OBS Studioは、無料で高機能な配信・録画ソフトとして人気です。
YouTubeやTwitchなどへのライブ配信、PC画面の録画に便利なツールですが、ディズニープラスなどの動画配信サービスを録画するのは簡単ではありません。
実は、これらのサービスはコピーガード(HDCPなど)により、通常の方法では録画できないように制限されています。
この記事では、家庭内視聴に限定した合法的な範囲で、OBS Studioでディズニープラスを録画する方法をご紹介します。
※この記事は技術情報の提供を目的としており、録画行為を推奨するものではありません。著作権法などに注意し、自己責任でご利用ください。
OBS Studioでディズニープラスを録画するための準備

- Webブラウザのハードウェアアクセラレーションをオフ
- OBS Studioを互換モード・管理者権限で起動
- 録画設定の最適化(画質・音声)
注意:HDCP対応のモニターや外部ディスプレイでは録画不可のことも
ディズニープラスは、HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)に対応しており、録画を技術的に防ぐ仕組みがあります。
このため、モニターやディスプレイの種類によっては映像が真っ黒になる場合もあります。
対策としては、HDCP非対応モニターやソフトウェアの設定変更などを検討してみてください。
手順1:Webブラウザのハードウェアアクセラレーションを無効にする
OBSで録画するときに、ブラウザの画面が真っ黒になるのはよくあるトラブルです。
これは「ハードウェアアクセラレーション」が原因のことが多く、以下の手順で無効化することで映る場合があります。
Google Chromeの場合
- Chrome右上の「︙」メニューから「設定」を開く
- 「システム」→「ハードウェア アクセラレーションが使用可能な場合は使用する」をOFF
- Chromeを再起動し、OBSでウィンドウキャプチャ
Firefoxの場合
- メニュー→「設定」→「一般」→「パフォーマンス」
- 「推奨のパフォーマンス設定を使用する」のチェックを外す
- 「ハードウェアアクセラレーションを使用する」をOFFに
手順2:OBS Studioを互換モード&管理者権限で起動
一部のPC環境では、OBS Studioを**「互換モード」や「管理者権限」**で起動することで、録画できることがあります。
互換モード設定手順:
- OBSのショートカットを右クリック → 「プロパティ」
- 「互換性」タブ → 「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェック
- 「Windows 7」を選択 → OK
管理者権限で起動:
OBSアイコンを右クリック → 「管理者として実行」を選ぶ
トラブルシューティング:うまく録画できないときは?

- 音が録れない → OBSの「オーディオ設定」で再確認(デスクトップ音声のソース追加など)
- 画面が黒いまま → ブラウザを変更(Edge、Operaも試してみる)
- 録画がカクつく・遅延 → 録画解像度やFPSを下げる、PCの負荷を軽減
代替ソフトの紹介
もしOBS Studioでうまくいかない場合、他の録画ソフトも検討してみてください。
- Wondershare UniConverter
- EaseUS RecExperts
- Bandicam(無料版あり)
※ただし、これらもコピーガードが施された動画の録画は保証されません。
お得にディズニープラスを利用する方法【最新情報】
- ハピタス・モッピー等のポイントサイト経由で、入会時にポイントバック
- ドコモのDポイントクラブ経由で、特典付き入会(キャンペーン要確認)
- 再入会キャンペーン → 499円で2か月などの限定メールが届くことも
最新のキャンペーンは公式サイトやメールマガジンで随時確認を!
まとめ
ディズニープラスの録画は技術的に難しく、法的なリスクもあるため、あくまで個人の視聴用として自己責任で対応する必要があります。
OBS Studioを使う場合も、設定次第で録画できる可能性はありますが、環境によっては難しいことも多いです。
「どうしても録画したい」と思う場面もあるかもしれませんが、まずはディズニープラスの作品を正規の方法で楽しむことをおすすめします。
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